コットン佐々木のブログ

大学生の三日坊主もどき。

久しぶりの出勤と、人とのつながり。

久しぶり、元気だった?

 今日のメインイベントは、タイトル通り、約一ヶ月ぶりになる出勤だった。生まれつきの病気の治療のため二週間ほど入院し、その後も人前に出られるくらいに回復するのを待っての今日。生徒が髪を切っていたり、合格報告をしてくれたり、新しい担当生徒ができたり、と、久しぶりのバイトはなかなか楽しい時間だった。

 

 遅ればせながらちょこっと自己開示をすると、私は個別塾の講師として働いている。進学のための予備校ではなく、勉強が苦手な子や、学校には行きづらい子が通う、殺伐さとは無縁と言える塾だ。もともと6年間ほど面倒を見てもらっていた場所で、大学進学の際に、一緒に働かないかとお誘いを頂き、私の初めてのアルバイトが始まった。

 

 文系の大学に通っている私は、例に漏れず理系科目がとても苦手だが、生徒と一緒に問題に取り組むことで、生徒のモチベを保ったり、勉強のやる気の着火剤としての役割を果たすことができたりして、なんとかうまくやっている。(と信じている。)

 

教える立場にいると思うこと

 この仕事を始めて一年が経とうとしているが、私は講師としての役割を果たせているのだろうか。この疑問は働き始めた瞬間から胸に秘めている。バイト仲間たちは教員志望が多く、それ以外の夢を追いかける人は私以外いないに等しい。よって、周囲からテンポ良く授業を進める声が聞こえてくると、段取りが悪く、板書もうまくない自分が不良品のように思えて、三回に一回くらいの頻度でへこんでいる。

 

 もちろん、教員になるための講義を受けたことがない私がそんなにうまくやれる訳がないのはわかっているが、説明の後も微妙な顔をしている生徒を見ると、心にずしん、と岩が落ちる。

 

 何度も辞めようと思ったが、テストの点数が上がって喜ぶ生徒や、私となら頑張れると言って問題を解く生徒、困ったときにいつも助けてくれる塾長やバイト仲間に救われて、一ヶ月も休んでも戻って来れている。こういうところで、人はみんな支え合っているのかもしれない、と思うのだ。私は本当に恵まれている、と。

 

人とのつながり

 私は周りとうまくなじめず孤立するタイプというか、自分の気持ちと行動が伴わないことが多い故に孤立してしまうタイプなのだが、人に助けられたり、誰かに手を貸したりする場面に遭遇すると、人との繋がりってなんて良いものなんだろうと思う。

 

 眠くて書いておきたいことがまとまらないが、人とのつながりを感じるたびに、私はできるだけ色んな人と関わりを持ったり、顔や名前だけでも知っていたいと思う。もう一度交わることがなくても、一度つながったものは大切にしたい、というのが、私の人生の目標のひとつである。